ちきちき ばんばん

これは予定になかったのだが
いま思えば
夫は滋賀にいくと決めた時から
もしかしたらいくと心に決めていた
のではないかと思う。

陶芸教室をおえて
お昼ご飯を食べおえ
あとはぼちぼち帰ろうかという時

「けいおん！の聖地巡礼にいきたい」

たしかにそう言われた。

聖地巡礼という言葉
わかるだろうか。
アニメ好きならわかるが
好きなアニメの舞台となった
町や建物を巡ること。
さらにそこに敬意をもって言った
言葉である。

そこで急遽、けいおん！の
聖地にいってきた。


豊郷小学校。

もうだいぶ前に放送はおわった
アニメだけど意外にひとがいる..！

けいおん！の着ぐるみを
着た子もいた。


ここ5年間で一番の笑顔を見せていた。


すごい..アニメの通りだ..
わたしも好きで観ていたのでわかる。





感動しながらも
尾骶骨が痛くなり
夫をひとりでいかせ
わたしは休けい。
楽しそうで本当によかった。

友人にけいおん！好きな子が
いるのでちょっとした
お土産を買って
後ろ髪を引かれながら
二日間楽しんだ滋賀をあとにした。


帰りに見かけた
唯ちゃんver飛び出す坊や。


これで信楽の思い出話は
おしまい。  

信楽二日目。
待ちに待った陶芸！

朝はやくに
おんぼろ宿に別れを告げ
タヌキの待つ町へ。

着くとそこには


タヌキ、タヌキ、タヌキ。
本当にタヌキまみれの町。


どこまでタヌキだ。


陶芸教室は
よく喋る先生の手ほどきを
見せていただきながら
夫婦ともに
初めてのろくろ体験。

こ、これは思ったようにいかない..
というか
自分がなにをつくろうとしているのか
途中でわからなくなる..

わたしも夫も手は動かせど
迷走しながらつくった。


迷走しながらも
でもいい感じではないか？


上段 わたし
下段 夫

蕎麦猪口と
平皿と
お茶碗など。
満足まんぞく！

体験ではここまで。
釉薬につけて色付けと
焼く工程は
してくれるらしい。

あとは
届いてからのお楽しみ！  

信楽の夜。
せっかくなので
名物を食べようと
出かけた。

滋賀といえば！
やはり！
近江牛！
ググってググって
近くの焼肉屋さんへ。

メニューを見ると
どれも美味しそう..
ふたりで食べられる分頼んで
夫もやっとビールが飲めて
近江牛を堪能した。

急遽見つけたところだけど
アタリだった。


近江牛寿司。
盛りつけ下手だけど笑
味は最高。柔らかくてとろけた。


食べるのに必死で
写真もあまり撮っていなかった。  

信楽の旅。
事前に予約していた
宿へと向かう。

MIHOミュージアムから
山を越え山を越え山を越え..

え、いつ着くんだろう。
不安を抱えながらもナビを信じて
なんとか着いたところは
間違いなくわたしが予約した宿。



宿なのか？家なのか。

一泊素泊まり3,500円。



でもわたしたちにとっては
贅沢なくらいだ。
いつも旅行にいっても
車中泊かスーパー銭湯。
布団があるだけで十分。
妊婦なので奮発した。

おんぼろだったけど
女将さん？はいい人だったし
掃除も最低限行き渡っていた。

廊下の本棚から
ボロボロの漫画をとって
部屋でゆっくり疲れを
とったのだった。





しかし悲劇は夜中に。

左の尾骶骨が痛く
眠れないどころか
横になれない。

夫を起こし
廊下にあった低い椅子を
持ってきてもらい座った。
ただ座って2、3時間..

夫の寝顔を痛む尾骶骨を
抑えながら眺めていた。
長いドライブで疲れ果て
いびきをかいて
気持ちよさそうだった。

トイレにいきたくなり
わるいなぁと思いながら
夫を起こし手を貸してもらった。

ああ情けない。
涙がでた。  

今更の話だけど
のちのち載せたい写真があるので
じわじわと書き留めていこう。


今年のGWに
滋賀の信楽に旅行にいってきた。
夫婦でいくしばらく最後の旅行だ。

目的は信楽で陶芸をすることと
MIHOミュージアムにいくこと
それだけ決めていた。

はやめに宿と
陶芸教室だけ予約して
意気揚々とお出かけ。

片道どのくらいだっただろう。
途中地獄のような
渋滞にはまってしまい
長い長いドライブに。
まさにGWトラップ！

耐えられなくなった夫は
下道に切り替え
地元住民しか通らないような道を
ぐんぐん進んで渋滞を抜けた。

着いたところは
MIHOミュージアム。
ルーブル美術館の一部と
同設計者で
建築に評価が高いのが特徴だ。

チケット売り場から美術館まで
遠いので、送迎の電気自動車に乗り
トンネルをくぐり、吊り橋越えたら
美術館。


楽々〜
渋滞で疲れていたので
大助かり。


シンメトリーな建築。



ぼちぼち展示を楽しみ
一つ目の目的を果たした。  

奈良健康ランドを出たその後、

大和郡山市へ。

訪れたのは金魚の電話ボックス。

「K coffee」というコーヒー屋さんが

管理されているそう。

急に現れる異次元な光景に

目を奪われた。

しかしこの町に溶け込みすぎて

すぐに見慣れた風景となった。



目と鼻の先にあるのが「とほん」。

旦那さんが調べてくれていた本屋。

小さい店内にぎゅっと宝物が

詰まっていた。

選べない。良すぎる。

いい本屋に入ると吐き気がするけど

今回も吐き気がするほど良かった。

散々悩んだあげく、

わたしはいがらしみきおの本一冊を

選んだ。






その後ならまちへ。

レコード屋、本屋、陶器屋をふらり。

閑散としていると聞いていたけど

そんなことはなく

むしろ京都の商店街のように

賑わっていた。





すこし歩けば古本屋がある。

とてもいい町だ。



ゆっくり夕方まで遊び

御坊に向かって帰った。  

夜中２時半頃、

奈良健康ランドに到着。

24時間営業なので

いますぐにでも入れたけど、

朝５時以前に入ると

深夜料金と入場料金がかかってしまう。

以降だと入場料金のみ。



わたしたちは迷わず

朝５時まで車で

仮眠することを選んだ。

たまにこんなこともあるので、

軽自動車で快適に横になる

方法もお手の物だ。



すこし寝すぎて朝６時前

ついに奈良健康ランドに入館！

入館できる安心からか、

急にトイレに行きたくなった旦那さんは

朝から猛ダッシュをかけた。

華麗な走りでゲートをくぐる様を

後ろから見守り、

わたしもゲートをくぐった。



さっそく温泉で朝風呂。

最高に気持ちいい。

ゆっくりつかった後、

レストルームでリラックス。

..と言いたいところだけど

周りのおっちゃんの

凄まじいイビキの合唱で

終始テレビを見ていた。



朝11時、待ってましたランチタイム！

そうだ、目当ては12時からの新喜劇。

ランチを食べた者だけが観れるのだ。

すこし並んで

たっぷりバイキングを食べて

しっかり食後のコーヒーを飲んでいると



12時、軽快な音楽とともに

新喜劇が始まった。

最初のつかみにまんまとつかまれ

大爆笑。

なぜかしょうもないけど

朝からこんな爆笑できることに

幸せまで感じてしまい、泣けた。



嗚呼、奈良楽しい。  

先日、

和歌山市でのライブを観た後

勢いで奈良まで車を走らせた。

行こうかとは話していたので、

泊まりの用意は万全。

夜中の１時頃

高速道路で道を間違えて

帰りたくなった

旦那さんをなだめながら

２時ごろ、奈良に着いた。

道を間違えると

一回家から

やり直したくなるらしい。

困ったものだ！



さて、ひとまず目指すのは

奈良健康ランド。

土日に開催している新喜劇を観るため。

でもその前にちょっとお腹がすいたので

ラーメン屋に。



さくっと調べたラーメン屋が

どうも当たりだったようで

夜中の２時にもかかわらず

ひと、ひと、ひと！

大勢の人でいっぱい。

「彩華ラーメン」

パンチのある辛味があるけど

野菜がたっぷり入っているので

甘みもある。

クセになりそうな味だった。

例えようがない、

初めて食べる味だった。




お腹をふくらませ

奈良健康ランドに向かって走った。

  

ぐうたらで

どケチなわたしにしては

素早い行動。

台湾いきチケットを購入した。

最初は、LLCで格安空港券だけを

買って、安い宿を探そうと思っていたが

あまり旅慣れしていないのでやめて、

航空券とホテルがセットになっている

ネットの格安パックを探した。

けっきょくこっちの方が安くついた。

１人あたり往復空港券とホテル代

ぜーんぶで、35,000円。

GWということで

若干高めかもしれないけど

けっこう上手く安いのを

見つけられたと思う。

それにしても、

ネットって便利ですね。

旅行会社にいくことも

なくなったなぁ。

さて、どんな旅になるだろう。

  

今年のGWは

夫婦そろって長めの連休がとれそうで

旅行の計画をしている。

四国もいいなと話していたけど

せっかく滅多とないチャンスなので

海外にいこう！となった。

近場だけど、台湾。

今日は早速、旧姓のまま、

本籍地も変えてないまま、の

パスポートの手続きに行った。

急に証明写真がいることになったので

いざ撮ろうと思うと、

証明写真ボックスがどこにあるやら。

普段周りが見れてないですね。

家の近くのWAYの外にありました。

パスポートでなければ、

いまはコンビニで証明写真

できるみたいだけど。

さてさて、

旅行券はこれから。

無事に台湾に行けるだろうか！