ちきちき ばんばん

今年も

家族でこたつにあたって

紅白観て、

あーだこーだ言いながら

年越しそばを食べられました。

ありがたいことです。


今年はじまった時にかかげた

わたしの目標は、

「田辺まで車で行けるようになる」

でした。

御坊に嫁いでから免許を取ったので

自分にとっては大きな目標でした..

その目標はなんとか達成したので、

来年は

「車で和歌山まで行けるようになる」

にしようかな..！

  

故郷の鳥取に帰省中。

家の裏を本当に久しぶりに散歩してみた。

御坊と似てると思っていたけど、

夫がいうには「北海道みたい」らしい。

言われてみれば、

だだっ広い田んぼが目の前に広がる光景は

北海道の広い高原のように見えなくもない。

そうか、美しいところに生まれ育ったんだなー、

と、人に言われて気づいたのだった。


  

昨日の御坊から

鳥取に帰る道中、

パラグライダー発見！


気持ちよさそーやなー♪


  

今日から故郷の鳥取へ。

かわべICから高速に乗り、車を走らせる。

ゆっくりめに休けいをはさみ５時間ほど。

その間いくつもいくつもトンネルをくぐる。

いつもの冬だったら、

兵庫の峠あたりのトンネルをくぐると

あたり一面まっしろな雪景色。

というのがお決まりだったけど、

今年は暖冬。


本当に暖かくて。雪ひとつない、

晴れやかな空が広がっていました。

  

わたしの旦那さんは

タイとかバリとか、インドとか

アジア方面の系統の顔です。

もちろん日本人であり、御坊人ですが。


それで、というわけではないですが

顔に似合いカレーが大好きであります。


近場でも大阪に行けば、カレー。

すこし遠出して、

うどんが有名な香川にいっても、カレー。

そして、作ってくれるのもカレーです。

嫌と言わないかぎり、

カレー以外の選択肢がありません。


スパイスを買い揃え、

庭でパクチーを育て、

週末に本格カレーを作ってくれます。



彼はいつでもカレーを欲しているのです。


  

東京の吉祥寺に

それはそれは濃厚な本屋があります。

その店の名はトムズボックス。

長新太、井上洋介、荒井良二、

スズキコージ、たむらしげる、

片山健、和田誠、宇野亜喜良、、、

あげ出したらきりがないほど

素晴らしい、

という言葉だけですませられないほどの

作家の数々の作品と出会える場所。


それだけでなく、新人作家の発掘で

絵本界に新しい風を吹き込んだ店主の土井さん。


わたしも十年前、

土井さんに作品を見てもらったことがあります。

土井さんはお酒をひっかけながら

陽気に、でも鋭く、批評してくださいました。


そんなトムズボックスが

昨日幕を閉じました。

最後いくことができなかったのが心残りだけど

「絵本の古本屋をするという噂は噂ではありません」

という土井さんの言葉を胸に

すこし遠いところから

想いをはせて、絵本をひらきます。




  

長新太という

ただものではない

アヴァンギャルドな

絵本作家がおりました。


長さんは、在るものにこだわらず

生理的に心地の良いものを

描くことのできる方である。


いま、気持ちのよいと思うカタチ

いま、気持ちのよいと思うセン

イロ、コトバたち。


あたまはフニャフニャに

やわらかいのであろう。

そんなあたま

どこかに落ちてないかな。



  

今日昼ごはんに向かったのは『笑笑』。

最近はじめたとのことで食べてみました。

台湾まぜそば。

甘辛のミンチ、たっぷりのニラとネギ、

刻んだノリ、そして

うっとりするほど美しい卵黄。

それをちぢれ太麺と絡めて一気に食す。

辛くて美味しい！

麺を仕上げた後は、追い飯。

ご飯にも合う！

すっかり気に入ったのでした。



  

旦那の家族は離れて暮らしていても

収集をかけるとぞろーっと集まってくる。

今日は甥っ子４歳の誕生日。

ケーキに絵を描いて、

餃子包んでカニ茹でて。

いつもより多い御坊弁の飛び交う食卓。

誕生日より、飲みたい大人の集まり。

子どもは遊ばせといて、大人でわいわい。

当たり前にある風景なようで

わたしにとっては貴重な風景。

ケンカしたら激しいけど

飲みすぎたら酒クセ悪いけど

それもあとで笑い話になるくらいなら

いいとしてみたり。

なにせよ、家族で会話あることは

素晴らしいことだ！


  

御坊にきて早いもので二年。

たまにくるのと、住むのとでは雲泥の差。

運転技術はあまり上がらないものの

知ってるところや知り合いは増えました。

今年もそろそろ締めくくり。

もういっこくらい新しく知ることが

あるかもしれません。